ロードスターRFの納車後、初長距離ドライブの際に気がつきました。
(私の身体では)長距離移動時にはシートの工夫が必要だということ。
(私は腰痛が出てしまいました。ランバーサポート導入後の現在はすこぶる快調です!)
ネットでいろいろなアイテムを探しましたが、Amazonで素晴らしいものを見つけました。
エアーランバーサポート紹介
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風船構造のクッションとポンプが繋がった商品です。
こちらをクルマのシートに取り付けるのですが、NDロードスターのシートはとてもスッキリと搭載できるため特におすすめです。
というものNDロードスターのシートは表面の布(革)をピンと張ったハンモックのような構造でできています。その布とシート内部のウレタンとの間にエアーランバーサポートを仕込みます。
ハンモックのように優しく腰を包んでくれる感触はとても好きなのですが、長時間の運転で腰のサポートが少し心許ない場合にこのランバーサポートが文字通りサポートしてくれます。
(ランバーサポート取り付け後も空気を抜くと少し多めに布を挟んでいるだけの状態になりますので、未装着時との差もさほど無いように感じます。)
私は運転中によくシートを動かす派の人間なのですが、ロードスターは電動シートではないため微調整が少し難しいです。
ランバーサポートを取り付けてからはシートポジションはそのままに、ランバーサポートの空気の入り抜きで定期的に微調整して長距離運転を快適に楽しんでいます。
操作方法
操作方法は簡単です。
ポンプを押すとクッションが膨らみ、銀色の弁を緩めると空気が抜けてクッションが萎みます。
慣れると全て片手で調整できるため手軽に調節をすることができます。
NDロードスターに取り付け
ここからは実際にNDロードスターに取り付けるための簡単な手順をご説明します。
ロードスターのシートを開く
背中の面の布は下側から座席後ろ側に回り込むような形で引っ張って取り付けてあります。
取り外しに特別な工具等は不要でした。
少し取り外しにコツが要りましたが、分かってしまえばとても簡単です。
シート後ろの留め具に前からの布が引っかかって固定されています。留め具は3か所(左右端と真ん中)
(写真だと引っかかっている部分を左側へひねるような動きで取り外す事ができます)
まずこちらを外し、リクライニング部分の隙間から前側に滑り込ませてランバーサポートが入る隙間を確保します。
※この時シートヒーターの線を傷つけないように無理な力をかけ無いようにご注意ください。
ランバーサポートを設置
隙間さえできてしまえばランバーサポートを設置するだけです。
ランバーサポート裏側がマジックテープ状になっており、ちょうどロードスターシート内部のウレタンとで滑り止めのような働きをしてくれます。(逆に微調整が少ししづらいですが位置を決めてしまえば不意に動くことはなくなるため頑張ってください)
※私の身体では下側につけたほうがしっくりきました。お尻寄り・背中寄りなどはお好みで調節してください
私は座席左右ともにクルマの窓側にポンプが垂れるように設置しました。
こちらもお好みでお選びください。
(シートレールでホース部分を傷つけない配置にしてください)
あとは取り外したときと逆の手順で座席裏側の留め具に回り込ませ元に戻すだけです。
ランバーサポートの空気は抜いておいたほうが留め具にはめやすいです。
詳細部画像
銀色のツマミを回すことで弁を開け締めします。(ランバーサポートを凹ますときに使用)
ランバーサポートの膨らみ方を固定したい場合はこのパーツでロック出来ます。
チューブ自体を閉じるため、弁の開閉もポンプの押し込みも無効化できて一定の膨らみ方をロックすることが出来ます。
ポンプ先端は金属パーツがついていてなかなか丈夫そうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?結構簡単に取り付け出来そうですよね!
シートの見た目を変えずに快適性をUPできてとても満足しています。
私も最初はぶきっちょな自分にできるか不安でしたが、やってみたらロードスターのシートはシンプルな構造なのによく出来てるなぁと感心してしまいました。
積極的にカスタムしたりバラしたりするタイプではないのですが、こういうことをやってみると自分のクルマの細かい構造などがより分かって楽しいですね。
ロードスターではシート内部に取り付けましたが、アマゾンのレビューを見ると自宅のソファや出先の移動の際などシンプルに調節のできるクッションとして使用している方もいらっしゃるようですね。
確かに使ってみるとクルマ以外でも導入したくなってきてしまいます。
様々な活用法がありそうな面白いアイテムです。
最後に注意点(弁の締めすぎ注意!)
さて、オススメのランバーサポートの紹介でしたが、最後に使っていて遭遇した注意点もお知らせします。
ポンプを押して膨らませた際に銀色の弁が締まっていれば空気は漏れないはずなのですが、逆に銀色の弁を思い切り締めすぎると空気が漏れてしまうようなのでご注意ください。
初めは空気が漏れないようにとかなりキツめに弁を締めていたのですが、それが良くなかったようです。
試しに弁を緩めた状態でポンプで膨らまし、徐々に弁を締めていくとかなり緩めの感触の状態でも空気が漏れない状態になってくれていました。
思っているよりも軽く締めるだけで十分でした。
きつく締める必要がないことで緩めるのも締めるのもより手軽にできるようになりました。
幸い適切な締め具合に戻すと問題なく弁が働き、普通に使用できました。
私は使い始めから壊してしまったかと思い焦りましたのでこの情報もお伝えいたしました。
(個体差があるのかもしれませんが、私の個体は運転席・助手席ともになりましたので念の為ここに記述いたします)
快適なドライブのヒントになれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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