GJアテンザセダン後期型の足回り用品を取り替えましたので記事にします。
概要
導入前構成
- 純正ダンパー
- 純正ブレーキパッド
導入後構成
- AutoExe スポーツダンパー(型式:MGJ7700)
(商品紹介URL:https://www.autoexe.co.jp/?page_id=5151) - AutoExe ストリートスポーツブレーキパッド(型式:フロント MGJ5A10・リア MGJ5A21)
(商品紹介URL:https://www.autoexe.co.jp/?page_id=1907)
導入の理由
アテンザで峠道を走る際、ロールの大きさが少し気になったため。
クルマの重量に対して少し初動のブレーキが心許なかったため。(ロードスターに乗り始めて乗り比べてより思うようになった点。車重が重い分、ブレーキの初動が少しマイルドすぎる感覚がしていた。最大まで踏めばもちろん効くが、初動の効きが自分の感覚ではもう少しだけ強めに効いて欲しい)
今後、長距離ドライブの目的地にも峠道やスカイライン的名所へのドライブを予定しているので、足回りの変更でどの程度変わるのか少しずつ確認してみたかったため。
パーツ選定の条件は
- お世話になっているディーラーで対応してもらえること(基本AutoExe系)
- 乗り心地は純正状態が気に入っているため大きく変えたくない
- 車高は下げたくない
- 変化を実感しながらいじっていきたいため今後のカスタム幅を残す
- ざっくりの予算15万円くらいまで
導入と直後の感想
ディーラーの担当さんに取り寄せてもらい、取り付け日時の相談。
予約日の昼頃ディーラーに預け、当日夕方受取り。
夕方買い出しに使い、一般道でも変化を感じた。
平日の通勤、帰りの買い物等で普通の街中を乗るだけでも思っていたよりも変化が分かった。
交差点でのロールの違い
・純正はしっかりとロールして荷重が移動しているなぁと実感できる
・スポーツダンパーは交差点程度の曲がり方ではほとんどロールした感覚がない(クルマがカッチリした感じがする)
両輪が同時に段差を超えたときの感覚がの違い
・純正は段差のショックは小さいが、段差を超えたあと少し前後に揺すられる
・スポーツダンパーは段差のショックは少し固めに感じるが、すぐ収束して揺すられている感じがしない
下りの坂道でのブレーキの効き方
・純正は踏み始めにマイルドさがあり、よく言えば揺れの少ないブレーキができる。悪く言えば踏み始めの効きが少し悪い
・スポーツブレーキパッドはガックンとはならない程度のくらいの効き始めで自分の感覚にあっている車体の重さを少し感じなくなった。(峠道等でどう感じるか追記する)
全体的な感覚
スポーツダンパー、ストリートスポーツブレーキパッドの導入後から車体が軽い一回り小さなクルマに乗っているような感覚がして運転が楽しく感じる。
これまではどうしてもロードスターとの乗り比べになってしまっていたため、クルマの重さを感じるフィーリング、段差を超えた際のやカーブでの揺すられ感が気になってしまっていた。
今回の変更でブレーキの感覚が好みになり、クルマの揺すられ感がかなりなくなったことでスポーツセダンのような軽やかな印象に変わり、より運転が楽しいクルマになってくれたと感じた。
峠道でのドライブ後の追記
休日に峠道にドライブに行けたのでカスタム後のアテンザを100kmたっぷり楽しむことができたので追記していきます。
今回はタイトな峠道、緩やかなカーブが並ぶ快走路、古い路面の山奥の広域農道などいろいろな峠道を走れました。
それぞれの峠道の純正ブレーキパッド・ダンパーとの違いを感じたところを書いていきます。
タイトな急カーブが続く峠道
ブレーキの初動の効きが良く、コーナー前のブレーキングの安心感が増した。ブレーキの踏み代が少なくて済むためスムーズなペダル踏み変えができるようになってよりドライブが楽しく感じる。
ダンパーの変化も大きい。
タイトなS字コーナーでの挙動が全然違くてびっくり。これまでは少しペースを上げると左右にゆさゆさ揺られていていた所で、揺り戻しがほとんど無いコーナリングに変化した。
これまではロールが大きすぎてスピードを落としていたコーナーの連続も安心して進入することができるようになり、変化に驚いた。
緩やかなカーブが続く快走路
快走路での挙動も良くなっていた。
緩やかな大きなRのカーブでは途中のステアリング操作が少しズレるとロールがフッと途切れて揺り戻しが発生してしまう時があったが、新しいダンパーではそのような状態になったとしても元々のロールが少ないおかげか揺り戻しが無いためステアリングをミスを気にせず切っていけるのでとても気楽に楽しく運転することができるようになった。
古い路面の山奥の広域農道
山奥の交通量が少ない古い道も走った。路面が荒れていて落ち葉や枝がたくさん落ちているが、アップダウンもありタイトだがセンターラインがある楽しい道。
アップダウンが大きい道でもブレーキの効きの良さが安心感に繋がっているなと感じた。
下りのコーナー前のブレーキングもとても気持ち良い。
路面が荒れている道でもダンパーの変化での快適な運転を実感できた。
路面の凹凸が左右で歪んでいる所などではクルマの接地感が薄れる時があったが、ダンパーを変えたあとはロールが減ったことにより四輪の接地感がとても良くなったように感じる。
荒れた路面の段差のショックはこれまでの純正ダンパーと比べると包み隠さず入ってくる感じ。古い橋の継ぎ目などは段差が大きいので分かりやすかったが、ショックがそのまま入ってくる代わりに最初の1回の揺れで終わるので結果安定性が増したように感じる。
だが、乗る人によっては乗り心地が悪くなったと感じる人もいるだろうな、とは思う。
写真
まとめ
今回はアテンザセダンに初めてカスタムをしてみた感想を書いてみました。
これまでは全て純正のままでドライブを楽しんできましたが、これから少しずつ長距離ドライブをしていくにあたって気になっていた点を改善するためにブレーキパッドとダンパーを交換しました。
偶然AutoExeのセール期間であったこともあり13万円以内で交換ができました。
当初は高額な見積に迷いましたが、現在は本当に変えてよかったなと思えました。
自分のクルマを好みにカスタムする楽しさを知ったので、これからのドライブがより楽しみになりました。
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